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お知らせ 108の事例で学ぶ CAAT基礎講座好評発売中!

今、監査業界の最もホットな話題といったら「コンピュータ支援監査技法(CAAT)」といってよいでしょう。
当社に「CAATを簡単に解説した本はないのか?」、「CAATセミナーは似たり寄ったりで参考にならない」という問い合わせが、企業の方をはじめ、監査の専門家からも大変多く寄せられていいます。無償のセミナーは大概、名刺集めが目的ですので、いたって内容は薄いものです。期待するのが無理というものです。参加した方から感想をいただくのは、基礎的すぎる内容で、正直、時間の無駄だったという声。社内で共有化する報告書さえ書けない内容という声。

さて2015年は日経新聞によればガバナンス元年ということ。しかし記念すべきこの年、わが国では世界最大級の「トンデモ不正会計事件」が注目を集めることになっています。数々の不正を見逃してきたこのような監査法人が主催するセミナーでは「説得力に欠ける」のです。
実は2015年初から東芝スキャンダル直前までのわずかな期間に「不正・誤謬を見抜く○×△」、「不正対応○×△」などという書籍が専門家から数多く発行されました。しかし大変、残念なことに前代未聞の「東芝スキャンダル」が起きてしまい、これらの専門書の「軽さ」が際立つこととなってしまいました。個人的な感想を述べれば書籍を拝見いたしましたが、あのような監査手続で専門家は本当に「不正・誤謬が見抜ける」とでも思って書籍の題名を付けたのでしょうか。そして今でも本気でそう思っているのでしょうか。。。書籍が売れるようにマーケティングのためだけに名付けたとしか思えないのです。
また「東芝スキャンダル」を、氷山の一角とは考えず、火消しに走っている専門家(大学教授ら)の姿を目にしますが、これはあまりにも滑稽です。だから不正が繰り返されるのです、とだけ指摘しておきたいと思います。

不正を見逃したくないとの思いがある監査人の方々には、無償のセミナーであなたの貴重な時間を潰す前に、この『108の事例で学ぶCAAT基礎講座』を是非、お読みください。なぜ東芝スキャンダルのような不正が見逃されてきたのかが、よくお分かりになると思います。そして今、なぜCAATが必要なのか、ということも。

この不正ニュースで取り扱っている不正事例のうち、適切にCAATを実施していれば不正を検出できていたのにと、後悔するケースは少なくありません。
「この一冊でCAATのすべてが理解できるように」ということで、これまで「誰も教えてくれなかったCAATを基礎から徹底解説」しました。
108の最新の不正事例を選択し、わが国で「不正がはびこる原因」と「監査人として今、必要な対策」を解説しました。
本書の最大の特徴は、大企業、中小企業を問わず様々な不正事例を解説しながら、CAATが必要になってきた背景や基礎的知識を、丁寧に解説しました。本書一冊でCAATの基礎的な知識を習得できるでしょう。
また、すべての監査人に読者層を設定することによって、コンピュータの難しい話は避け、極力平易な記述に努めています。豊富な事例と興味深いコラムを交互に織り交ぜることにより、最後まで途切れることなく読破することができるように工夫されています。CAATにご関心がある方は、是非、ご確認ください。

それからお願いがあります。「自分は監査のベテラン」と勘違いしているプライドだけが高い監査人は決して読まないでください。自ら「ベテラン」と思い込むことがすなわち懐疑心が欠如することそのものであり、知らないうちに「不正を見逃す張本人」となっていることに気づけない人たち(日本の監査の質が高いと思っている人たち)には、監査の品質向上に期待することはできませんし、決して理解ができない内容が記載されていますので。。。
何よりもこのニッポンで「トンデモ不正会計事件」が頻発する理由は、そういうことなのです。